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矯正は保険適用できる?条件と注意点を徹底解説します!
歯並びを整え、美しい口元と健康的な噛み合わせを手に入れるために矯正治療を考える患者さまは多くいらっしゃいます。しかし、矯正治療には高額な費用がかかるため、「保険適用ができるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、一般的な矯正治療は保険適用外ですが、特定の条件を満たせば保険が適用されるケースもあります。本コラムでは、矯正治療が保険適用される条件や注意点について詳しく解説します。
▼矯正歯科の治療は保険適用外?その理由とは
矯正治療の多くは「自由診療」に分類され、健康保険が適用されません。これは、矯正治療が「美容目的」と見なされるためです。
健康保険が適用される治療は、病気や怪我の治療が目的である場合に限られます。例えば、虫歯の治療や抜歯、歯周病の治療などは、健康の維持・回復を目的とした医療行為とされ、保険の適用対象となります。しかし、矯正治療は「見た目を整えるため」と考えられることが多く、健康保険の適用範囲から外れているのです。
ただし、矯正治療がすべて自由診療であるわけではなく、一定の条件を満たせば保険適用されるケースもあります。次の章では、保険が適用される条件について詳しく見ていきましょう。
▼矯正歯科の治療に保険が適用される条件
保険が適用される矯正治療は、大きく分けて以下の3つのケースに該当します。
1.厚生労働大臣が定める疾患によるもの
先天性疾患や特定の病気によって歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす場合、矯正治療が健康保険の適用対象となります。具体的には、以下のような疾患が該当します。
・口唇口蓋裂
・ダウン症候群
・クルーゾン症候群
・トリーチャーコリンズ症候群
・ゴールデンハー症候群
・顎変形症 など
これらの疾患がある場合、矯正治療が単なる見た目の改善ではなく、機能的な改善を目的として行われるため、保険適用が認められます。
2.顎変形症による矯正治療
顎の発育異常や骨格的な問題により、噛み合わせに支障をきたす「顎変形症」の場合、外科手術を伴う矯正治療が健康保険の適用対象となります。たとえば、
・上顎前突(出っ歯)
・下顎前突(受け口)
・開咬(上下の歯が噛み合わない)
など、外科的処置を必要とする症例では、手術と矯正治療を併用することが多く、健康保険の適用が可能です。
3.医療機関が指定医療機関であること
矯正治療に健康保険を適用するためには、治療を受ける医療機関が「健康保険適用の指定医療機関」として認定されていることが必須条件となります。これは、厚生労働省が指定する医療機関でのみ、特定の矯正治療に健康保険が適用される仕組みになっているためです。指定医療機関は、専門的な知識と技術を有する施設であり、顎変形症や先天性疾患に起因する矯正治療を適切に行うことが求められます。
保険適用を希望される場合は、治療を受ける歯科医院が指定医療機関であるかどうかを事前に確認し、必要であれば紹介状を発行してもらうことをおすすめします。また、指定医療機関であっても、治療内容や診断結果によっては保険適用の対象外となることがあるため、詳細な説明を受けた上で判断することが重要です。
▼矯正歯科の治療を保険で受ける際の注意点
矯正治療を健康保険で受ける場合、以下のような注意点があります。
1.保険適用の診断を受ける必要がある
保険適用の対象となるかどうかは、歯科医師による診断が必要です。特定の疾患や顎変形症に該当するかどうかを診断し、必要な場合は紹介状を発行してもらうことになります。
2.指定医療機関での治療が必要
健康保険が適用される矯正治療は、どの歯科医院でも受けられるわけではありません。厚生労働省が指定した医療機関でのみ適用されるため、事前に確認することが重要です。
3.手術を伴う治療が必要な場合がある
顎変形症による矯正治療では、外科手術を併用することが前提となるケースがあります。手術の有無によって治療期間や費用が大きく変わるため、医師とよく相談し、治療計画を立てることが大切です。
4.費用負担がゼロではない
健康保険が適用される場合でも、自己負担がゼロになるわけではありません。基本的には3割負担となり、場合によっては高額療養費制度の利用も検討する必要があります。事前に費用についての詳細を確認しておきましょう。
▼矯正歯科は保険適用外で検討を始めた方が現実的?
矯正治療は特定の条件を満たせば保険適用の可能性がありますが、多くのケースでは自由診療となるため、基本的には保険適用外での治療を前提に検討を進めることが現実的です。
健康保険が適用されるのは、先天性疾患や顎変形症といった特定のケースに限られ、一般的な歯並びの乱れや噛み合わせの不具合を改善する目的の矯正は、基本的に適用対象外です。そのため、矯正治療を考えている方は、事前に費用面をしっかり把握し、必要に応じて分割払いの相談や医療費控除の利用を検討するとよいでしょう。また、矯正治療は長期にわたる治療であるため、歯科医師と十分な相談を重ね、自分に合った治療計画を立てることが大切です。
▼まとめ
今回は、矯正歯科の治療で保険適用される条件と注意点について解説しました。矯正治療の多くは自由診療ですが、特定の疾患や顎変形症の場合は健康保険が適用されることがあります。ただし、保険適用には指定医療機関での診断や治療が必要であり、治療内容によっては外科手術が伴うケースもあるため、注意が必要です。矯正治療を検討されている患者さまは、まず歯科医院で相談し、自分のケースが保険適用に該当するかどうかを確認することをおすすめします。矯正治療は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせや歯の健康を守るための大切な治療です。適切な治療を受け、健康な歯と美しい笑顔を手に入れましょう。
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2025年4月1日 (火)
カテゴリー: 矯正歯科